Q 年金に1号とか3号とかあるのですが、どのように分かれているのですか?
A 4月にいろいろ年金の制度や、保険料が変わりました。
それにしても、年金制度って複雑ですよね。
まず、20歳以上、60歳のすべての国民は、必ず年金制度に加入することに
なっています。そして、国民年金を納める人は1号、2号、3号に分かれます。
1号は自営業者、学生、アルバイト、年収が130万円以上ある主婦などです。
2号はサラリーマン、公務員。つまり、お給料をもらっている人たちです。
3号は2号の人に扶養されている配偶者(年収130万円以内)です。
大きく分けてこの3つです、このどれかに必ず分類されます。
自分で年金保険料を納めるのは1号の人のみ。
2号の人は毎月の厚生年金保険料(この中に国民年金保険料が含まれています)
として、給与から天引きされています。
3号の人は保険料を納めなくても、いいことになぅっています。
となると、1号の人の配偶者は?
そうなんです、ちょっと不公平なのですが、1号の人の配偶者はどんなに収入が
低くても1号になり、毎月の保険料を納めなければいけません。
所得が低ければ免除制度を利用することができます。
ただし、免除制度を利用すると、将来受け取れる年金額も減ってしまいますので、
それは知っておいてくださいね。 |